シス卿 【エベレーター】 俺は子供の頃、エレベーターを正しく言えなかった。 別段可笑しい事は無い。ただ、それを親が昔の事を話す度に出すのがどうしようもなく嫌だった。 夕方息子が帰って来てすぐ、俺の腕にぶら下がり学校であった事を嬉々として話しだす。 今日は社会見学か何かでどこかの会社のビルに行ったらしい。それでエレベーターに乗ったそうだが。 息子が昔の俺と同じ言い方をしているのが気にかかる。 「でね、そのエベレーターがね、」 正しい言葉を教えるべきだろうな。 「エベレーターじゃなくてエレベーターだ。」 息子は首を傾げた。 「だってばーちゃんが、おとーさんもぼくくらいのときにはこういってたって」 なるほど。 「じゃばーちゃんに言っとけ、息子に間違った教育施すなって」 「ほどこすって?」 「教えるって意味だ」 息子は新しく得た知識を広めに隣室へ走っていった。 暫くして妻が隣室から出て来た。 「寝ちゃったみたい」 「そうか」 「シンたら面白いのよ、ほどこすを間違えてほこどすなんて言うんだから」 そーゆーDNAか? でもその息子の言葉を広めたい自分がいて軽く驚く。 なるほど、俺の親もこんな気持ちだったのかな。 少し楽しくなって、隣室を覗く。 タオルケットにくるまって眠る息子がいた。 ▽追記 9/22^00:24[編集] ドコモ F703i 210.153.84.76 [感想を書く] [最新順][古い順] ミステス [男性] 評価:☆☆☆☆☆ こんばんはー、ミステスです。 昨日はWeb拍手ありがとうございました(\・ー・)(ふふふ さて、感想は★一つ10点で。 0:評価対象外、悪いと言うより採点に困る。 10:悪い。新しい話を考えたほうがいいかも 20:可もなく不可もなく。手直しすれば30かな。 30:まあよい。基本的なことができている。 40: よい。面白いぜ。 50:サイコー。あんたすげえ。 で、今作はかなり評価に困ります……。というのも、この作品には紆余曲折がなく、感覚で言えば平和な日常を一場面を切り取った、話の断片でしかないといった感じですね。 ◇【文章】 >それを親が昔の事を話す度に出すのがどうしようもなく嫌だった。 とりあえず主語と述語がすごいことになってます(汗)。主語『それを』『親が』『昔の事を』、述語『話す度に』『出すのが』『嫌だった』。 では、分解したので生成しますね。 『そんな昔の事を親が話すのが、どうしようもなく嫌だった。』 こんな感じでしょうか? >夕方息子が帰って来てすぐ、俺の腕にぶら下がり学校であった事を嬉々として話しだす。 これもですね。 『夕方息子が帰って来て/すぐ、/俺の腕にぶら下がり/学校であった事を/嬉々として/話しだす。』 ↓ 『夕方になり、息子が学校から帰って来た。息子は俺の腕にぶら下がると、学校であった事を嬉々として話しだした。』 >なるほど、俺の親もこんな気持ちだったのかな。 ここでは『父さん』『母さん』等がよりような気もしますが……このオチに持っていくなら前ふりが必要だと思いますね。例えば序盤に俺の過去話を持ってくるなどすればループ感を出せるかと。 で、点数ですが……0点ですね。 何と言うか、起承転結が欲しいところです。 ライトノベル作法研究所 http://www.raitonoveru.jp/ このサイトでいろいろ学べるので、少し参考までに。 では、短くて拙い感想でしたが、これで終わります。 これからもぜひご贔屓にーへ(^_^) ↓追記には文章作法を直したものを入れときます。 ▽追記 9/22^23:27[編集] SoftBank 810P 123.108.237.30 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] 無料ホームページ作成は@peps! |