アオ [14歳][ひみつ] 【瑠璃色の桜〜ヒトの名を持つ花〜】 私は璃桜。朝霧璃桜。瑠璃色の桜と書いて、“リオウ”。 ちょっと変わった名前だけど、ごく普通の女の子です。そんな私のもとへ、ある日突然一人の男がやって来たのです。――――― ――――私は学校から帰って来て、二階の自分の部屋でおやつを食べていた。 ピンポーン‐ 「ハーイ」 階段をおりて玄関を開けると、1人の男が立っていた。外見年齢は17、8歳の黒髪にエメラルドグリーンの瞳をしていた。そしてエプロンをしており、“フラワー・ネーム”とかいてあった。 「こんにちは〜花屋フラワ-・ネームの稲羽で〜す。花を引き取りに来ました〜」 「お花屋さん?でも家に渡せる花なんてありませんよ?」そう、家に花はない。父が大の花嫌いで、一つも置いていない。 稲羽は少し考えてから聞いて来た。 「ここは朝霧さんのお宅ですよね?」 「はいそうです。」 「じゃあ朝霧璃桜さんは御在宅ですか?」 「朝霧璃桜は私ですが…。」私がそう答えると、稲羽がうれしそうにいった。 「よかったぁ〜では、さっそく引き取らせてもらいますね。」と言いながら、私の方に手を伸ばして来る。 「?!ちょっと!!」なんですか!?という前に稲羽が遮るように言った。 「珍しいんですよね〜“瑠璃色の桜”って」「えっ!?何!?」 次の瞬間、稲羽の手が強く光った。 「キャアァァァ!!」私の意識は暗転し、私は私ではなくなった。―――― そして翌日―――――春の温かい日和。町外れの小さな花屋に珍しい瑠璃色の桜がゆらゆらと風に揺れながら花びらを散らしていた。鉢のところに刺さった小さな名札にはこう書かれていた、“璃桜”―と。 ▽追記 4/15^00:18[編集] EZ W53T 222.5.62.205 [感想を書く] [最新順][古い順] ミステス 評価:★★★☆☆ はじめまして、管理人のミステスと言います(*・ ・)ノ そしてすみません……投稿を知らせるメールがセンターで止まってて、気が付きませんでしたorz しかも感想で先を越されている……w 管理人が規約を守らないでどうするんだと小一時間(略 と言っていても仕方がないので……、早速、感想に移らせていただきます。項目別に書かせてもらいますので、よろしくお願いしますね。 ■内容について まずこういう短い作品へは、内容についての感想が難しい旨を伝えます。短いと言えることがそれだけ少なくなるんですね。 とにかく読了した印象としては、非常にブラックテイストだと感じました。ネタを思いついて、頑張って書き上げたのでしょう。 短いながら、作品としてはよくできていると思います。とても面白いです^^ 稲羽って何者なんだ? 瑠璃色の桜ってアイデアがいいなー。といった感じ。イメージを広げていけば、もっと長い話にもできる、いい作品だと思います。 ■文章について さて、この作品に問題があるとすれば、それは文章の面ですね。作者さまは女性ですかな? それから、まだ小説を始めたばかりだとお見受けします。 ところで、小説には『文章作法』という、文章の書き方があります。それを簡単に説明するので、次回以降に役立てていただけたら幸いです。 >私は璃桜。朝霧璃桜。瑠璃色の桜と書いて、“リオウ”。 ▲まず基本的なこととして、文章の最初には、空白をひとつ入れるんですね。 小、中学の作文でやったかと思いますが、文章の最初にひとつ空白を入れるあれです。 この文章だと、「>」の部分にひとつ空白を入れると、作法しては正しくなります。 ▲また、この最初の一文は、「リオウ」と三回も繰り返していて歯切れが悪いので、二回にして文末を補ってあげるのがよいと思います。(あくまで私見の一例なので、参考にする程度でよいです) →私の名前は朝霧璃桜。瑠璃色の桜と書いて、リオウ≠ニ読む。 >ちょっと変わった名前だけど、ごく普通の女の子です。そんな私のもとへ、ある日突然一人の男がやって来たのです。――――― ――――私は学校から帰って来て、二階の自分の部屋でおやつを食べていた。 ▲ここは主にダッシュの使い方について。ちなみにダッシュとは、「――」のことです。基本的にはふたつ重ねて使うのが、文章の作法ですね。また、三点リーダー「……」も、ふたつ重ねて使います。 ▲あとこれが重要なのですが、上の文章では「〜です」「〜ます」と書いているのに、下の文章では「〜た」と書いてしまっています。一人称なので、語り手(主人公)の喋り方が変わってしまうのには、気をつけねばならないですね。 →ちょっと変わった名前だけど、ごく普通の女の子です。そんな私のもとへ、ある日突然一人の男がやって来たのです―― ――私は学校から帰って来て、二階の自分の部屋でおやつを食べていました。 >ピンポーン‐ ▲他のもそうですが、カタカナは全角にするといいですね。PCから見ると、文字化けする恐れもあるので。 >階段をおりて玄関を開けると、1人の男が立っていた。外見年齢は17、8歳の黒髪にエメラルドグリーンの瞳をしていた。そしてエプロンをしており、“フラワー・ネーム”とかいてあった。 ▲こ、これは イメージしたら、エプロン可愛くて笑いましたw >「お花屋さん?でも家に渡せる花なんてありませんよ?」 ▲ここにも文章作法を使います。基本的に、「!」「?」「♪」などの記号の後ろは、空白をひとつ入れるんですね。また、括弧の最後などには入れません。 ◇例:「こんばんは☆ どうなさいました?」、「ちょっと!? 止めてください!!」など →「お花屋さん? でも家に渡せる花なんてありませんよ?」 >「はいそうです。」 ▲一応ですが、「〜〜。」としなくとも、最近は大丈夫だったりします。 ■跋文 文章自体はとてもいいものを書くので、基本を学んでいけばすぐに上達すると思います。 スピカさんの言うように、多少唐突なところはありますが、いい作品ですね。もっと長い話にチャレンジするのもありかと思います。 では短いですが、これにて締めの言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。失礼します(*・ ・)ノ 4/16^21:50[編集] SoftBank 810P 123.108.237.27 スピカ [18歳][女性] 評価:★★☆☆☆ はじめましてアオさん。スピカと申しますw 管理人様より先に感想書いちゃっていいのかよく分からないですが、まあ流し読みしてやってくださいw まず最初に感じた事は、世界観が凄い独特ですよね。 主人公である璃桜の名前を見た時にまあ日本だろうと思い、次に黒髪でエメラルドグリーンの瞳という日本人離れした(このキャラがこの物語の起爆剤と思われる)フラワーネーム(花屋?)という職業の稲羽が登場します。 そして半ば噛み合わない会話の末、璃桜は花の姿に換えられてしまい……。読んだ感想としては、少し唐突過ぎたかなあ、と思います。一人称で進んでいるので、主人公が話について行けなかったように、読者も少し置いてけぼりを喰らった感じです。 そこで、璃桜の生い立ちを少し考えてみました。父親が大の花嫌いなのに、娘の名には花の名を冠する文字が入っていており、稲羽の言葉を深く(というか個人的にw)読み取るなら、璃桜の知らない所で璃桜を引き渡す約束を交わしているかのように思えます。つまり、璃桜は親からは敬遠されていたのか? しかしそのような描写は特にされてはいない。では何故か。もしかしたらこれは璃桜という少女の夢の話で、彼女の深層心理の断片ではないのか(もしそうなら稲羽の特異点や不思議な力があってもおかしくない) では現実の彼女は実際はどのような暮らしをしてるのか……とまあ、なんか考え出したら暴走しはじめたのでここらで終わりますwww勝手にワケわからん事言ってしまってすいませんwwww 文章の方は、!や?の後には一文字開けるなどの事をすれば大丈夫だと思います。 では長々とすいませんでした。これからも頑張ってください。 4/15^14:43[編集] EZ W51S 59.135.38.188 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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